【秀吉マップ】「天下統一」太閣さんの足跡(後編)


【秀吉マップ】「天下統一」太閣さんの足跡(後編)

太閣秀吉の足跡[大阪府]

太閣秀吉の足跡[大阪府] 1583年に大阪城を築くと、2年後には四国を統一し関白と成り戦国大名としてその名を轟かせることとなる。その後、秀頼に関白職を譲ると太閣と成り、大政大臣に就任する。
九州を制圧すると、天下統一の総仕上げとなる小田原にて北条氏を滅ぼすと1590年には全国統一を成し遂げるのである。
大阪府民には「太閣さん」で親しまれている秀吉であるが、力を入れていたのは合戦だけではない。兵農分離を目的とした「刀狩令」など、政務にも力を入れていた。また、大阪の区画整理や下水工事にも尽力し、現在の基礎を築いたのも確かである。
1583年9月に始まった大規模な下水工事により、排水に悩まされていた城下町の暮らしを改善させた。「太閣下水」と言えば、大阪府民であればピンとくる馴染みの深い言葉かもしれない。

[始発]
[始発]
■大阪城(住所:大阪市中央区大阪城1-1)
大阪城(住所:大阪市中央区大阪城1-1)
↓1583年に秀吉が築城した城である。後に秀頼の居城となる。
1階[天守閣の入口]…シアタールーム・ミュージアムショップ
2階[大阪城の案内]…イベント開催・パネル展示・レプリカ展示
3階[豊臣秀吉と時代背景]…黄金の茶室原寸大模型・大阪城本丸復元模型
4階[豊臣秀吉と時代背景]…特別展・テーマ展・歴史資料の展示
5階[大阪夏の陣エリア]…ミニチュア夏の陣・パノラマビジョン
7階[豊臣秀吉の生涯]…からくり太閤記・史実・真説太閤記
8階[展望台エリア]…ステレオスコープ「なにわ風景」・ミュージアムショップ
城外…大阪城公園・西の丸庭園・大阪迎賓館・大坂城代屋敷跡・豊松庵(茶室)
■豊国神社(住所:大阪市中央区大阪城2-1)
豊国神社(住所:大阪市中央区大阪城2-1)
↓豊臣秀吉、秀頼、秀長(秀吉の弟)を祀った神社である。
■大阪市下水道科学館(住所:大阪市此花区高見1-2-53)
大阪市下水道科学館(住所:大阪市此花区高見1-2-53)
↓太閣下水の仕組みを通して、大阪の下水工事について歴史を学べる。
[終着]計3ヶ所の史跡

日本有数の繁華街を持つことでも知られる大阪。梅田駅前から御堂筋の… 日本有数の繁華街を持つことでも知られる大阪。梅田駅前から御堂筋の大通りを南へ向かって心斎橋方面へ歩けば、パリのシャンゼリゼ通りを描いたような情景が楽しめる。
また、大阪といえば「天下の台所」と言われたほど全国各地から食材が集まり、瀬戸内海の鱧(ハモ)、下関のフグ、北陸の鯖(サバ)、山陰の蟹など、四季折々の旬の素材を使った料理が楽しめる地域でもある。
様々な観光名所が各地に点在し、若者から大人まで満喫できる都市作りがされている。そんな中でも今回わたしがお勧めしたいのが「大阪ダックツアー」である。
日本初となる「水陸両用のバス」を使用し、コースに合わせた観光名所を遊覧するという画期的な企画である。陸上ではバスになり、川や海を渡る際には船となって大阪の街を案内してくれる。気になる方は一度問い合せてみてはいかがだろうか。

大阪ダックツアー □大阪ダックツアー
住所:大阪市北区芝田1-1-35
お問合せ先:06-6292-5465
料金(税込)
【3/20〜11/30】3,600円(大人)・2,300円(小学生以下)・600円(幼児)
【12/1〜3/19】 3,300円(大人)・2,200円(小学生以下)・500円(幼児)

最後に

最後に 秀吉にゆかりの深い場所をご紹介させていただいたのだが、いかがだろうか。少しは旅の参考になれば幸いである。
それでは最後に、「自分なりのマップ作り」のサンプルをご紹介して終わりにしたいと思う。効率的なスケジューリングの足しになれば幸いである。

滋賀〜大阪を3泊4日で旅する(サンプル)

※車移動でサンプルを作成
1日目[滋賀県→京都府]
1日目[滋賀県→京都府]
■長浜駅→■豊国神社→■長浜城→■長浜城下町→京都へ移動
【メモ】長浜で「焼鯖そうめん」を食べる。

2日目[京都府]
2日目[京都府]
■聚楽第跡→■北野天満宮→■浄土院→■報恩寺■大徳寺→■満足稲荷神社→■晴明神社→京都で連泊
【メモ】晴明神社に行く。

3日目[京都府→大阪府]
3日目[京都府→大阪府]
■伏見城→■醍醐寺→■方広寺→■豊国神社→■高台寺→■産寧坂→大阪へ移動

4日目[大阪府]
4日目[大阪府]
■大阪城→■豊国神社→■大阪ダックツアー→[終わり]

いかがだろうか。こうすると、スケジューリングも少しはしやすくならないだろうか。 いかがだろうか。こうすると、スケジューリングも少しはしやすくならないだろうか。
あくまでサンプルとしてご紹介させていただいたが、自分なりのマップを作り、より良い史跡巡りを楽しんでいただきたいと願う。旅のお供になれば幸いである。